食べ物

  

フランスといえばお菓子というくらいに、フランスには繊細で美しく、人々を魅了してやまない多種多様な種類のお菓子があります。
　しかしこれらのお菓子ははじめからフランスで生まれたものでないものが多いです。フランス菓子の歴史は、そのままフランスの歴史といっても良いくらいです。フランス料理は、ほとんど砂糖を使わないので、甘みの充足のために、甘みの強いお菓子を食べたのがそもそもの始まりといわれています。特にルールがあるわけではないので、『フランス菓子』として看板を出している洋菓子専門店の多くは、フランス産の素材を使ったお菓子を販売しているということではなく、各洋菓子店のシェフの解釈の仕方でオリジナリティー溢れる洋菓子を作っているようです。
　フランス国王の結婚の際に、その后の祖国から様々な種類のお菓子が伝わってきて、フランスで進化発展していきました。