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究極の反グルメ「ソーライス」を食べてみよう!

2015年04月02日

これ、懐かしいと思える人は昭和の人です(苦笑)。貧困の時代に生まれた食べ方…単純にご飯にウスターソースを掛けて食べるだけです。これが意外と美味しい(笑)

ソーライスとは「ソース・ライス」の略で、ごはんにウスターソースをかけた食べ物のこと。発祥は、昭和4(1929)年開業の梅田阪急百貨店大食堂。

阪急うめだ、通称「うめ阪」は大阪の百貨店。大正9年に前身ができて、2012年11月21日に新店舗の全面開業を経て今の形になった。うめ阪といえば大食堂!1929年に作られ、旧コンコースに飾られていた伊東忠太がデザインしたモザイク壁画も、新館13階の大型レストラン「シャンデリアレストラン」に移設・再現されています。

昭和恐慌のころ、阪急梅田食堂ではライスカレーではなく、ライスだけを注文してテーブル据え付けのウスターソースを掛けて食べる客が増えて問題になった。

当初、店員はライスだけを注文する客を締め出そうとした。しかし創業者の小林一三は「今は貧しいが、彼らが成長しここでの食事を思い出したときに、家族で来てくれるだろう」と従業員をたしなめた。逆に、ライスだけを頼むお客様には、付け合せの福神漬を特に多く付けるように指導。こうして「ソーライス」は、阪急百貨店大食堂の隠れた裏メニューとして知れ渡るようになったのだった。

阪急のライスだけは、他より「福神漬け」がぎょうさんのって、テーブルの上にある調味料は自由にかけれましたんで、ワテなんかは「ソーライス」言うて、ソースをジャブジャブにかけて食べました。



Posted by tupi at 09:28