食べ物 › 郷愁に浸って食べたい!家庭でも作れる全国の「郷土鍋」

郷愁に浸って食べたい!家庭でも作れる全国の「郷土鍋」

2015年01月16日

東北地方のソウルフード『芋煮鍋』ってご存知ですか。主に山形県や宮城県、岩手県で食べられている里芋を使った鍋料理です。

いも煮は、たんぱく質、脂質、鉄分を多く含む牛肉、食物繊維の豊富なごぼう、いも類でありながら水分が多く低カロリーの里いもを一度に摂取でき、貧血、便秘の解消も期待できるお鍋です。

元禄年間(1688~)の頃、酒田船の船頭たちが、中山町にある松の下枝に鍋をつるして酒を飲み交わした、という言い伝えがあります。この時の料理が、「里芋」と船に積んで来た「棒鱈(ぼうだら)」を煮込んだもので、まさしくそれが芋煮会の始まりだったと言われています。

9月や10月の東北では河原で火を炊いて芋煮を作り、職場、学校、親しい仲間などでワイワイと食べる 「芋煮会(いもにかい)」という野外パーティーが盛んに開かれている。



Posted by tupi at 09:15